初代 松井青々の息子、二代目青々の弟にあたる松井佚鴦（まついいつおう）の手描き友禅 特選 紬 訪問着です。薄手のシボのある紬の地色を、ベージュより少し茶色がかった亜麻色に染め、上品で可愛らしく優しい花丸文様が淡い色合いで描かれています。片袖や裾にはオリエンタルな更紗風の絵柄が同系色で配されています。紬の訪問着ですので着用時も着やすいですし、風合いも色合いも落ち着きがあり、少しカジュアルに使える着物だと思います。着用期間は10月から5月まで着られます。合わせる帯は、華美な格式のあるものではなく、少し遊び心あるお洒落な袋帯が良いかと思います。10年ほど前に丸洗いをして、総桐箪笥に入れ保管していました。訪問着の表地は、目立つ汚れも無く綺麗だと思います。胴裏も綺麗なのですが、八掛の裾の下の方が少し黒ずみがあり、一カ所に小さなシミがありました。（松井）の落款と共に写真に写してあります。紬 訪問着 正絹身丈 約160、5㎝裄丈 約63㎝袖丈 約49、5㎝袖幅 約32、5㎝前幅 約24、5㎝後幅 約30、5㎝私は着物を着なくなりましたので、お好きな方にご活用頂きたいと思います。誠に申し訳ありませんが、お取り置きとお値引きはお受け致しませんので、悪しからずご了承ください。どうぞ宜しくお願い致します。