大判フィールドカメラの最高峰 「リンホフ白」 中判型タイプ 「Linhofカメラ」 世界で初めて組み立て式フィールドカメラを製造したパイオニア（ドイツのメーカー）1887年10月 創業者ファレンティン・リンホフ（Valentin Linhof, 1854年-1929年）操業開始製造今回出品のカメラはリンホフが1963年頃から生産を開始したリンホフ・スーパー・テヒニカV型の6x9cm判カメラです。（中判カメラ）です。よく市場では、プレス７０ や、クリーム色の個体は見かけますが、今回の個体のように、より白に近いものは、後期型で、大変美しいカメラで、最近では なかなか市場では見かけなくなったものになります。5年１０年に数台出るか出ないかではないでしょうか？ 附属品も撮影できるものは一通りそろっています。フィルム（ブローニー）撮影の場合は、6×９ まで撮影できますが、当方は6×９の場合縦位置撮影するときに、カメラを横に傾けるのが、あまり好きではないのと、落下などの危険、不安定な撮影になるため、フィルムを装填するフォルダーは、６×６の物（レアものです。）を用意し、三脚雲台にどっしりと据え付け安定させて使用していました。よってファインダーも6×６のファインダーマスクにてフレーミング・構図・アングルを決めていました。（６×６なら縦横同じなので・・）当然本撮影のときには、後ろのピントガラスによるピント合わせ、最終チェックをして撮影します。4×５判にくらべて、当然コンパクトなので、手持ち撮影も容易できます。そのための純正ハンドグリップも付属します。（取り外し可能）その他、ポラロイド製のインスタントフィルム用のLinhof中判用のカセット 及び 最後の写真のように、ミラーレスカメラ（キャノン）に接続してデジタル撮影が出来るアダプターが付属します。レンズはフジノン１５０ F5.6が付いており、コパルシャッターも快調に動いています。（ただ古い物なので、精度の保証は一切出来かねます。）レリーズは、どんな市販のレリーズでも使用可能ですが、（少し削るなどの調整をすれば、グリップにスポンと入ります。）純正のレリーズが付属します。純正の ただ、残念なことに、経年劣化により「蛇腹に針穴より極小さいピンホール穴」が開いています。蛇腹を交換してからの出品にしようか？迷いましたが、落札者さんにキチンとお伝えして、今度使われる方が、直したほうが、安心して生涯使われることができるのではとおもいましたので、交換はしていません。本当に小さい穴なので、室内撮影試し撮りなら撮影は十分可能です。屋外の炎天下の状況でも、蛇腹の上に「黒のカンプ」をかければ、撮影できます。蛇腹の交換先は、落札していただいた時に、良心的な先を数か所お教えします。あと、本体右側の小さなファインダーは、経年で薄曇りがありますが、ちゃんと見えます。この小さいファインダーは、ほとんど当方はつかいませんでした。よく外してしまっているかたがいるくらいです。付属の本体上部に付ける大きめのファインダーは、大変クリアです。こちらが大きくて使いやすいです。他気になるところはございません。蛇腹を除いて、ほぼ総金属で、現代の電子機械カメラと違い、単純に堅牢につくられていて、壊れる箇所が「無い」に等しいわけで、三脚を据え付けるボディ下の部分も、それほど荒れていません。ほぼコレクションとして保管していたものです。個体が個体希少性が高いものですので、くれぐれもNCNRでよろしくおねがいします。最近のデジタルカメラ等しか触られたことのないかたは、仕組みは「大判カメラ」と同じで、簡単に撮影できるものではない事、蛇腹のピンフォールがあり、ご自身で、パーマセルテープによる補修や仕立て、蛇腹交換ができるかたのみのご入札でよろしくお願いします。一応、蛇腹のピンホール穴があるということで、NCNRを了解していただくために、良品ではありますが「ジャンク」扱いの出品とさせていただきます。 フィルム撮影が流行ってきています。カメラの本質を学ぶのに最高の器材です。特筆すべきは、フィルムによる本撮影の前に「デジタル撮影のためのアダプター」付きであり、「インスタントフィルム用のカセット」がついていて、練習撮影が出来る事です。※インスタントフィルムは、別に出品しております。是非ごりようください。 （2023年 7月 17日 11時 41分 追加）ご注意その１  8枚目9枚目の「キャノンカメラ」は、出品物ではありません。