アクセス頂きましてありがとうございます。こちらは老舗高級模型メーカー 天賞堂のブラスモデルになります。購入後、展示はせずに収納しておいたコレクション品になります。保管方法は、メーカー推奨の和紙にくるんだ上で暗所に保管していました。従いまして、外箱含めて状態は良いと思います。
C52形は大正時代に3シリンダー機構を導入する研究開発用に少数輸入されたサンプル機になります。そのため、機関車本体のみ輸入され、炭水車は国産となりD50と同じものになりました。この機関車での各種試験やデータはC53への設計に生かされることになります。しかし、この機関車はアメリカ製で使い勝手が悪くC53開発後は燃料消費量の多さや、駆動部品の損傷の発生等、保守に加えて操作も難儀したことで不評を買い1932年には全車が第1種休車となりましたが、1935年に瀬野八の補助機関車として復帰しています。補助機関車時代でも、D50形と比較して元が旅客機であった本形式は牽引力に劣る一方で石炭消費量は多く不経済で保守性も悪く、使い勝手に難点があったことにより1943年以降は操車場入換用機として終戦まで活躍し1947年に全車廃車されました。
本製品は、そんな瀬野八の補助機関車としての姿を製品化しており、ヘッドライトがありません！補機独特の雰囲気を出しており、C形式なのに配管類がたくさんあり山男の井手達がある変わった機関車です。他の天賞堂機関車に対して艶がある塗装なのでアクセントとなる空気管はありませんが独特の美が感じられます。なお、ヘッドライト（ダミー）は付属品としてありますので、その後の入れ替え機仕様にも対応できます。
此方の品は、店頭にて装飾やオプション加工が施された品になります。ご存じのように通常品だとユーザー取り付けパーツが若干ありますが、それが装着された状態で販売されたものです。（当時の特定番機もナンバーはユーザー取り付けパーツ、これは複数売るための工夫です。）従って、そのままの状態で走行は勿論、高級インテリアとして展示も可能です。車輪の写真を撮影していますのでご確認いただくと、車輪に傷が無く未走行であることがお分かりと思います。

長期間保管の車両になります。商品状態は「商品状態の目安」を参考にしております。特製品の場合、メーカー以外が販売目的で手を加えた車両になり、そういう仕様の品なのでその状態を「新品」と置き換えて考えます。トラブル防止のため、必ず写真で判断願います。当方の思い込みにより商品説明が間違っている場合も考えられますが、現物優先とさせていただきます。上記の理由により、ＪＵＮＫ品として出品いたします。ＪＵＮＫ品の為、返品、交換、クレームはお受けできません。出品につき、50cm程度をテスト走行させ、動力、ライトのチェックを行いました。製造より年月が経過していますので、動作確認済みの品でも動作保証はありません。