新潟県佐渡、八幡地方の佐渡箪笥。明治期。下段扉上に小抽斗が2杯ある佐渡八幡箪笥の中でも上手物の箪笥です。金具は古手の平打出透かし金具。上から恵比寿大黒、高砂、鶴、亀。扉は酒呑童子。角金具には宝尽くしや松、菊などの吉祥紋様の金具、引手は大きな蕨手、座金は富士や松の図などが取り付けられています。また、前面縁には鉄帯が取り付けられています。材質は抽斗の前、中は桐材、その他は杉材。「箪笥の王様」とも言われる佐渡箪笥。圧倒的な風格、趣と気品ある佇まいなど日本の伝統美が感じられる箪笥です。サイズ外寸　幅118.5cm(持ち手含むと121.5cm)奥行き44cm高さ117.5cm(上58.5/下59cm)抽斗内寸上段2杯　幅112.5cm奥行き40cm深さ(上22.8下25cm)下段左2杯　幅83cm奥行き39.7cm深さ(上24/下24.5cm)下段扉上2杯　幅25.5cm奥行き39.7cm深さ(上8.3/下9.7cm)扉内上　幅25.7cm奥行き35.8cm深さ11cm扉内下左　幅10.4cm奥行き35.7cm深さ13cm扉内下右　幅11.4cm奥行き18cm深さ13cm出品にあたり清掃済みです。がたつき、ぐらつきなくご使用に際し問題のある箇所はありません。扉、抽斗の開閉スムーズに行えます。扉内上の抽斗に「明治四捨五年〜」と記し書きがあります。鍵は付属致しません。抽斗内部、背板などに多少の隙間はありますが古いものとしては全体的に良いコンディションになります。経年に伴う小傷、スレ、金具の多少の錆などは予めご了承お願い致します。古いものに理解のある方のご購入をお願い致します。